31/07/2026
セルボ コイたろう発「こんなの初めて!」な下地処理
塗装が美しいだけで、車はかっこよく見える。
だから新車ってかっこいいんですね。
でも、そんな新車でも絶対に避けられないものがあります。
それが「経年劣化」です。
特に、大切な愛車を長く維持すれば維持するほど、塗装はダメージを負いヤれていきます。
では、なぜ塗装は劣化するのでしょうか?
大丈夫ですか? 本日は初っ端から飛ばしますよ。付いてきてくださいね。
一般的に車の塗装は鉄板ボディの上に、下塗り・中塗り・カラーベース・クリア塗装の順番で施されています。つまり、もっとも外側の層はクリア塗装になるわけです。
このクリアの成分は主に樹脂なのですが、紫外線や温度変化・汚れや雨などによって徐々に劣化していきます。
定期的な洗車やワックス・コーティングなどで劣化を遅くすることはできますが、残念ながらクリア層を復活させることまではできません。そのため、一定のダメージを受けるとクリア層は崩壊していきます。そして最終的にはクリア層が割れ、カラーベースが割れ、中塗り・下塗りも貫通して鉄板が露出すると、ボディに錆が発生します。
クリア層が崩壊する前であれば「磨き」を行うことで多少なりともツヤや光沢を復活させることができます。対して錆まで浮いてしまっていたら、復活には鈑金作業が必要となります。
では、クリア層はダメになっているけれども、鉄板まではダメージが及んでいないときはどうすれば良いか?
それが、本日のテーマでもある「再塗装」です。
さて、前置きが長くなりました。
本日のお客様はH様、愛車はセルボです。
ただ、せっかく大事に乗られているというのに、ボンネットやルーフなど各所の塗装はかなり劣化をしてしまっておりました。
そこで、オールペンのご依頼をいただいたのです。
ボンネットはクリア層が壊れ、白い粉のようになっておりました(チョーキングと言います)。同様にルーフもかなり劣化が進み、色が変わったように見えてしまっています。
これだけ広い範囲のクリアが壊れてしまっていると、ペーパー掛けで下地処理をするのは大変です。そこで使用するのが塗装の剥離剤です。
実は広報のコイたろうも、剥離剤の工程を見るのは初めてなんですね。
ドキドキ・ワクワク♪
ここからはボンネットへの施工を軸に紹介していきましょう。
まずは塗装を剥がしたい箇所に剥離剤を塗っていきます。
すると数分もしないうちにボコボコと塗装が浮き上がってきます。
凄い威力ですね。正直、この変化にはビックリしました。
塗膜が浮き上がったら、ヘラでこすればあら不思議。
ボロボロと塗膜が剥がれていきます。
とっても手軽に見える剥離剤ですが、注意点もあります。
人体への刺激が強いので、作業にグローブやマスクは必須です。
そうして、塗膜を剥離させきると…、
ピッカピカでキレイですね。
これはこれでかっこいいかも。
「ただしこの状態は保護膜のない無垢の鉄板なので、水がかかったりするだけですぐに錆びてしまいます。なので、できるだけ素早く塗装工程に移るようにしていますし、湿気のある日は施工しないなど管理にも気を付けています」とはペインターのたっか。
ここからは通常の塗装工程と同様です。
サフェーサーを塗り、ベースカラーを塗り、仕上げにクリアを塗っていきます。
垂れないように、ムラにならないように慎重に、丁寧に。
とはいえ、ジェットストロークのペインターたっかはもう業界歴15年。熟練の腕を持っていますので仕上がりの美しさはバツグンですよ。
もちろん、今回はオールペンのご依頼ですので、他のボディやパーツ類も丁寧に塗り上げていきます。
すべての塗装が終わったら、あとは組み付けだけ。
ただ、ここでぶつけたりしたらすべて台無しですので、気を使いながら取り付けていきます。
すべての工程が終了。
では、完成後の姿を見ていただきましょう。
使用したのはホンダのN-BOXやN-ONEでラインナップされているブリティッシュグリーン・パール(カラーコード:G-547P)
パールを含んだ濃いグリーンが全身に深みを与えていますね。
ツヤツヤの光沢も「美しい」の一言。
まるで新車のような輝きです。
入庫した際とは同じ車と思えないほど、完全に生まれ変わりました。
オーナーのH様には、これからも末永く大切に乗って欲しいです。
ジェットストロークでは、全塗装でも一部塗装でも、いつでもご相談に乗らせていただきます。
「劣化に悩んでいる」「色替えを楽しみたい」など、
塗装の悩みやご希望がありましたらいつでもお電話ください。
お待ちしています。
#オールペン
#鎌ヶ谷市
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